1-1. 湖西のみち 司馬さんの旅の時期 1970年冬

① 自転車コース

25-011 近江今津~足利庭園~浜大津 約82km
 浜大津から近江今津まで輪行し、近江今津よりスタート

② 紀行テーマ・地点・歴史

われわれには可視的な過去がある。それを遺跡によって、見ることができる。 となれば日本人の血液の中の有力な部分が朝鮮半島を南下して 大量に滴り落ちてきたことは紛れもないことである。 その証拠は、この湖西を走る車の窓の外を見よ。  ・・・ 司馬遼太郎

朝鮮半島から渡来した人々が多く住んだという湖西地方に、新羅とのつながりを探す。

◆『楽浪(さざなみ)の志賀』朝鮮半島にも楽浪という地がある。

◆安曇(あど)は、ふつうアズミとよむ。古代の種族名である。

◆白髭は新羅(しらぎ)のことだという説がある。

◆日本に小松という地名が無数にあるが、ここも高麗津(こまつ)だったのかもしれない。

◆叡山という一大宗教都市の首都ともいうべき坂本。

③ コースのポイントと写真

◆足利庭園:興聖寺(こうしょうじ)曹洞宗の寺院で旧秀隣寺庭園がある
足利庭園入口 足利庭園 足利庭園

足利庭園から安曇川を俯瞰し、野尻、市場の集落へ
足利庭園から安曇川を俯瞰

◆野尻、市場の集落:朽木氏の館があった。市場は、毎週日曜日、祝日に朝市で賑わう
野尻、市場の集落 道の駅くちき本陣

◆朽木渓谷:若狭から鯖を運んだ鯖街道が走る朽木谷
朽木渓谷

◆安曇川(あどがわ)町:水の民、安曇族が住みその名が付いたという集落
安曇川

◆中江藤樹:近江国出身の江戸時代初期の陽明学者。近江聖人と称えられた
藤樹神社 中江藤樹記念館 中江藤樹記念館

◆白髭神社:近江最古の神社で、祭神は猿田彦命。琵琶湖中大鳥居がある
白髭神社 白髭神社 白髭神社

◆北小松の集落:古くからの漁港町
北小松の集落 北小松の集落 北小松の集落

◆坂本本町:大津市の北部に位置する、丁番を持たない単独町名である
坂本本町 坂本本町 坂本本町

◆浜大津:京阪電気鉄道京津線の大津側のターミナルであり、大津線の拠点
浜大津 浜大津 浜大津








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