2-1-3. nginx Webサーバーの公開要領

1. ポート変換:ルーターのポートフォワーディング設定を行う

ポートフォワーディングとは、インターネットからホームページを見るために特定のポート番号(80番又は443番)に パケットが届いたときに、あらかじめ設定しておいたLAN側のiPアドレスにパケットを転送する機能。
 → ホームページだけを公開するのであれば、Port 80 と 443 のみ。

	Port 80 : http:// 暗号化していないサイト
	「http」とは、ウェブサーバーとネット経由でテキストや画像、動画など
	 各種情報を交換するための通信ルール
	Port 443 : https:// 暗号化しているサイト
	「https」とは、「http」による通信を暗号化して、セキュリティを強化したもの

BUFFALOのエアステーションの場合、
「詳細設定」→「セキュリティ」→「ポート変換」で、「80」と「443」を登録。


2. MyDNS.jp で、無料のドメイン名を貰う

ホームページを見るために、
192.25.176.27 といった、グローバルiPアドレスを入力するのではなく、
 
のように、ドメイン名で見れるようにする。

次の記事を参考にさせていただきました。
Raspberry Piのドメインを取得してDynamic DNSを設定する

グローバルIPアドレスが見れるサイト
http://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi


3. cron でMyDNS.jp に、IPアドレスを自動通知する

MyDNS.JPには、IPアドレスを最低1週間に一度通知しなければならない。
この通知を怠ると
 ・一週間以上IPアドレスの通知がないと、エラーサイトに誘導します。
 ・一ヶ月以上ご利用がないと、全てのデータを削除しますのでご注意ください。
と、なる。
そこで cron で、IPアドレスを MyDns に自動通知するように試みる。
 sudo crontab -e 
上記コマンドを実行したら nano が起動するので、以下の行をファイルに書き足す。
 0 3 * * * wget -q -O /dev/null http://mydnsID:mydnsPASS@www.mydns.jp/login.html
これで、午前3時に更新がかかるようになる。 → ハズであったが・・・


4. cron に関する追加処置

上記の設定で ”cron での MyDNS.jp への通知” がうまく行かない。
 2-1-4. cron で MyDNS にIPアドレスを通知する設定  を、参照。







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