2-11. Raspbian Jessie with PIXEL のセットアップ要領
Jessie 2016-11-25 version の img ファイルからインストールした。
『prt sc』キーで、画面がキャプチャー出来るソフトが既にセットアップされている。
Raspbian Jessieの初回起動は、いきなりX WindowsのGUI環境が立ち上がる。
1. Raspi-configを起動
2. Systemタブの設定
① Expand Filesystem:
SD カードの空き領域をハードディスク(ルートファイルシステム)として使う
→ 【設定する】
② Change Password:
ユーザ名 pi のパスワードを設定する。デフォルトでは 【raspberry】
→ 【xxxxxxx】
③ ホスト名 → 【yyyyyyy】
④ To CLI の選択
To CLI の選択で、次回からはいきなりGUIは立ち上がらず、
CUIの地味な画面でユーザ名とパスワードを入力してログインすることになる。
Expand Filesystem 後の画面
Change Password 後の画面
OK 後 Reboot
3. Interfacesの設定
SSH: SSH によるログインのみ【Enabled】とする
4. Localisationの設定
①.Set Locale
②.Set Timezone: 時間帯を設定する
【Area/Asia】とする
【Locatin/Tokyo】とする
③.Set Keyboard Layout: キーボードを設定する
Country : Japan に
Variant : Japanese(OADG 109A)
④.Set WiFi country
ここで一旦、reboot
5. ipアドレスの固定化
できるだけ早い時点で固定化し、SSHで作業できるようにする。
Raspbian jessie での固定IPアドレス設定は、/etc/dhcpcd.conf ファイルの最下部に、以下を追記。
interface eth0
static ip_address=192.168.11.105/24
static routers=192.168.11.1
static domain_name_servers=192.168.11.1
sudo reboot
sudo ifconfig -a
ここからは、SSHでの作業
6. 日本語化再設定
この時点で、デスクトップの日本語化は、できている
しかし、CLIモードでの文字化けと、キーボードから”_”文字の入力ができない。
sudo raspi-config
◆Change Locale: ロケール(文字コード等)を設定する
en_US.UTF-8 と ja_JP.UTF-8 を選択する
デフォルトは en_US.UTF-8 としておく】 ← これがポイント!
◆Change Keyboard Layout: キーボードを設定する
(日本語キーボードの場合は “Generic 105-key (Intl) PC” > “Others” >
"Japanese" > "Japanese" ...)】
◆X-Window も再設定する必要がある。
Preference → Raspberry Pi Configuration → Localization → ja JP UTF-8 → OK → reboot
7. ディスプレイの設定
sudo nano /boot/config.txt の編集
hdmi_ignore_edid=0xa5000080
Disable_overscan=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=35
関連ページ
- 0.Webサーバーの
バージョンアップ - 1.Jessie インストール
- 2.Raspberry Piの最適化
- 3.セキュリティ設定
- 4.SSH接続の公開鍵化
- 5.Webサーバーの構築
- 6.WordPressの設定
- 7.CRONで
MyDNS自動通知 - 8.外部microSDへ
定期・自動BackUp - ------------------------------
- ▶ nginx での
Basic認証設定方法 - ▶ nginx を HTTPS化
SSL通信にする - ------------------------------
- ● 2-1. nginxでの
Webサーバーへ - ● 2-2. ライブカメラへ
- ● 2-3. 監視カメラへ
- ● 電子工作Topページへ
- ------------------------------