2-3-1. タイヤとチューブ及びリムテープについて
タイヤやチューブには種類がある。選択するタイヤによってホイールが決まる。
1. ホイールとタイヤ
2. ホイールとタイヤの組み合わせ例
■ クリンチャーホイールとクリンチャータイヤ
SHIMANO WH-7850-C24-CL
MICHELIN PRO 3 RACE
■ チューブラーホイールとチューブラータイヤ
ZIPP 202 Tubular Carbon
Vittoria CRONO EVO CS
■ チューブレスホイールとチューブレスタイヤ
Campagnolo Shamal Ultra 2 Way Fit
Hutchinson Fusion 3 Tubeless
3. 自転車のタイヤには、ホイールによって種類がある
■ クリンチャータイヤ
WO(ワイヤードオン)という呼び方は、英国・フランスの規格。
最も一般的に使用されているタイヤ。
タイヤとチューブは別体で、パンクしてもチューブを修理をするか、チューブを交換することで復旧できる。
■ チューブラータイヤ
タイヤとチューブの摩擦による抵抗が少なく、レース用として使用されている。
パンクするとタイヤそのものを交換する必要がある。
■ チューブレスタイヤ
最近普及してきたチューブのないタイヤ。
チューブが無いことから、タイヤとチューブのズレによる摩擦・ロスがなく、走行抵抗が軽い。
パンクした時は、チューブを入れて使用する。
4. クリンチャータイヤのチューブにも種類がある
■ ブチルチューブ
最も一般的なインナーチューブ。
空気が抜けにくく組み付けが簡単で耐久性も高い。
一般車から競技車まで広く使用されている。
パナレーサー R-AIR TUBE
ゴムでありながらも、伸縮性に富み、しなやかな乗り心地と定評がある。
■ ラテックスチューブ
ブチルチューブよりグリップや乗り心地が良い。
また、ラテックスチューブはしなやかなためパンクしづらいらしい。
24時間程度で空気圧が大きく低下してしまう。
レース向け超高性能チューブ。
密度が低いことにより、伸縮性、クッション性、グリップ力が高く、
転がり抵抗は低くい。
ゴムの密度が低いため、
空気の抜けが早いのがディメリット。
Michelin エアコンプラテックス
クリンチャータイヤでブチルのチューブを使用している場合、空気の充填は週に一度程度で良いが、
チューブをラテックスにした場合、ほぼ毎日入れる必要がある。
そこで、シーラント剤を注入し、充填回数を減らしているが、ブチルの方がいい。
同じようにチューブレスにも、シーラント剤を入れると週一回のペースで持つ。
3. クリンチャーホイールにチューブを入れるには、
リムテープ(リムフラップ)が必要
ホイールのリム側には、スポークをつなぎとめるためのニップルを通す穴があるので、
空気の圧力によって、チューブの一部がその穴に食い込んでしまう。
リムテープは、このホイールリムにあいている穴を『塞ぐ』為に使用する。
SCHWALBE
SUPER HP リムテープ
FB 16-622(700C用 16mm幅)
FB 18-622(700C用 18mm幅)
左 Continental
リムテープ
右 Panaracer
リムテープ ・・・ 柔らかすぎる
巻きのリムテープ
自在の長さに切って使える
主に、小径車用のリムテープとして使用
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